
どうも、くりりんです。
今回は資産運用がテーマです。
まず、資産運用といっても、何のために資産を形成したいか、
という「目的」によって有効な運用方法は変わってくると思います。
なので今回は、
【「定年退職後(老後)に安心して暮らせるための資金」を用意するための資産形成方法】
について考えてみたいと思います。
1. 老後資金はいくら必要か?
まず、老後資金としていくら必要かを考えます。
シミュレーションの設定として、
- 夫婦二人で生活
- 生活費はひと月で計25万円必要
- 60歳でリタイアして20年間分の資金を作りたい
- 30歳から60歳まで貯蓄開始する
とします。
生活費がひと月で20万円は妥当か?といわれそうですが、
現在私が妻と子供2人いてこれくらいの生活費なので、まずこれで考えさせてください。
20万円×12(月)×20(年)=48000万円
え!こんなに!?と思いますよね・・・。
そしてこれを30歳から60歳までの30年間で、タンス預金(金利0%)だけで貯めようとすると、
4800万円÷30(年)÷12(月)=13万円
月に13万円ずつ貯金しないといけません。
絶対無理ですよね。。。
副業するにもこの金額を賄うためには相当頑張らないといけません。
しかし理系企業に限らず全てのサラリーマン諸君は本業が忙しくてとても副業なんて無理なはずです。
2. 老後資金の資産形成には投資信託!
そんなときに、有効な資産形成方法として挙げられるのが
「投資信託」です。
投資信託とは。
投資信託とは、投資家から集めたお金を大きな資金としてまとめ、運用のプロが株や債券などに投資・運用を行い、その運用成果を投資家に還元する仕組みの金融商品です。(SBI証券HPより引用)
なぜ投資信託が良いかというと、以下のようなメリットがあります。
- 少額で複数の金融商品(株・債券)を購入できるため。
- 自分で金融商品が自由に選択でき、金融商品の組み合わせによって、自由にポートフォリオが設定できる。
- 金融商品の購入にかかるコスト(手数料)が安い。
投資信託についての基礎知識は、
各証券会社のHPに丁寧にわかりやすく解説しているのでそちらをご覧ください。
SBI証券:http//:www.sbisec.co.jp/
楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp/
特に、1.の「少額で複数の金融商品(株・債券)を購入できる」のは、サラリーマンにとってとってもありがたいですよね。
具体的には、最近では100円単位でファンドを購入することも可能になってきています。
また、金融商品を毎月一定額ずつ購入する「積立投信」が可能です。
例えば、普段給与が振り込まれる銀行口座から自動引き落としで
毎月1万円ずつファンドを購入していく設定にしておけば、
毎月自動で勝手にファンドを購入して積み立てができるというわけ。
このファンドを長く保有していくことで、金利が複利的に増えていきます。
なので、老後資金といったまとまった資産を長期的なスパンで形成するときには、
この積立投信が最適であると考えています。
特に、毎月安定的に給料が得られるサラリーマンとしては、
「毎月一定額」という積立投信は相性バツグン!!
3. 投資信託は毎月いくら積み立てればよいか
さて、ではこの積立投信で一体毎月いくらずつ積み立てていけば、
30年間で4800万円を貯めることができるか。
これを計算してくれる便利なサイトがあります。
先ほども出てきた楽天証券のHPです。
楽天証券 積立かんたんシミュレーション:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/
試しに、年利(リターン)5%としてみると。。。
シミュレーション結果はこちら。

シミュレーションの結果、4800万円を貯めるには、年利5%の30年間の複利運用だと毎月57,674円ずつ積み立てればよいそうです。
金利0%だと13万円ずつ積み立てないといけないのに、半分以下で良いと考えるとえらい違いですね。
「リターン5%というのが可能か?」という点についてですが、
どうもそれぐらいのリターンは割と容易にイケちゃうらしいです。
私も実は積立で投資信託をやっています。
初めてまだ1年ちょっとなので正確な期間平均リターンが計算できないですが、
長くやっていればいけるんじゃないかな、という感触は得ています。
4. さあ、投資信託で老後資金をつくろう!
ということで、
「サラリーマンなら、老後資金を長期間で貯めるなら、投資信託がおススメ!」です^^
次回からは、投資信託の概要、特徴、メリット、おススメの商品などについて、
わかりやすく解説する記事を書いていきますので、
楽しみにしていただけたらと思います!
それでは今日はこの辺で。
んじゃまた。
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